こんにちは。アドラ・ジャパンの永井温子です。
昨日、赤ちゃんを抱っこしている女性とお話する機会がありました。お母さんの胸に身を預け、すっかり脱力している赤ちゃんの、柔らかなぷにぷにした足に少し触らせてもらい、私の頬はすっかりゆるゆる状態でした。
その数時間後、ある写真に、小さな赤ちゃんの足が映っているのを見つけて、私の体に緊張が走ります。眉間に力が入り、顔中の皮膚が強張るのがわかりました。
おなじ赤ちゃんの足なのに、おなじ今を生きる命なのに、こんなにも違う…。
その写真に映っているすべてが、今、アフガニスタンの地震で被災した人々の苦しい状況を伝えています。

この村の様子を、動画に映るシェルサドさんが話してくれました。
「家は完全に倒壊し、中の物すべてががれきの下になりました。持ち物も財産もすべて埋もれてしまいました。食べ物、着るもの、住まい、あらゆるものが不足しています。」
降り出した雨の中で話し続けるシェルサドさんは、アドラに希望を託しています。
今夜私は、安心できる家の中で、温かい毛布をかぶり、末の息子のとなりで眠るでしょう。足をくすぐられる感覚が好きな子で、毎晩眠くなると「お母さん、足やって」と、こちょこちょをリクエストしてきます。きっと今日も変わらない夜がくる。そう感じられることが、どれほど幸せなことかと気づかされます。
今回の地震で被災したアフガニスタンの人々が、子どもと一緒に心穏やかに過ごせる時間を少しでも早く取り戻せるように。そのために必要な支援を届けられるよう、私自身の日々の幸せを支援への力に変えていきたいと改めて感じました。
次回は、前回の地震(2023年10月)で村全体が倒壊した地域(ヘラート県)から届いたエピソードも合わせてお届けします。支援が希望になり、生きる力になることを、ぜひ感じていただきたいです。
それではまた次回のブログでお会いしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
アドラ・ジャパン
永井温子
