Adventist Development and Relief Agency
ADRAは、正式にはAdventist Development and Relief Agency Japanという名称で、各単語の頭文字をとって通称ADRA(アドラ)と呼んでいます。
ADRAは、セブンスデー・アドベンチスト教会を設立母体とする世界的な人道支援団体です。
世界約120か国にあるADRA支部のほか、世界中に何十万とある教会、系列の病院、教育機関、企業等を含む世界最大のネットワークを持っています。
ADRAの本部(ADRA International)は米国ワシントンDCの郊外にあります。また、地域ごとの統轄支部が世界に9つあり、その下に支援事業を実施する支部(インプリメンティング・オフィス)と支援事業を資金面や技術面でサポートする支部(サポーティング・オフィス)が合わせて約120あります。

支援を実施する支部は、それぞれの国・地域の政府や関連組織、地域社会等とのパートナーシップにより、地域の文化や風習にならった方法で支援を必要としている人々に寄り添いながら、自立を促す支援活動を構築し、取り組んでいます。
支援をサポートする支部は、寄付者等の資金提供者や技術提供者と支援実施国のパイプ役を務め、ご支援者の皆さまからお預かりした資金やお気持ちがきちんと活用されるよう、支援事業の計画から実施に至るまで、事業実施支部に駐在員を派遣したり、メールやWEB会議などの連絡を密にとったり、現地に出張したりして、支援が確実に適切に、支援を必要としている人々に届くように、現地支部と一緒に取り組んでいます。
ADRAの活動実績(2019)
2019年度、アドラ全体では世界中から寄せられた3億2400万ドル(約371億円)を活用し、災害時の緊急支援や、教育、保健、生計向上等の分野で1400万人の方に支援を届けることができました。

ADRAの活動分野
ADRAの活動は、教育、保健医療、持続的な生計向上を四本柱として推進されています。




ADRA Japanの基本理念
ADRA Japanは、ADRAネットワークの行動原則を順守しながら、以下の基本理念に基づいて活動しています。
Mission Statement
ADRA Japan は、世界各地において今なお著しく損なわれている人間としての尊厳の回復と維持を実現します。
Vision Statement
ADRA Japan は、各国ADRA支部と連携し、専門的かつ 効果的な活動を誠実に行ないます。また、国際社会に貢献できる人材を育成し、国際協力に関する啓発を行ないます。
Value Statement
ADRA Japan は、キリスト教精神を基盤として活動します。
ADRA Japan は、人種・宗教・政治の区別なく活動します。
ADRA Japan は、現地のニーズに基づいて活動します。
ADRA Japan は、人々の自立を目指して活動します。
ADRA Japan は、「ひとつの命から世界を変える」をモットーに、一人ひとりに寄り添って活動します。
役員一覧
理事長 | 柴田 俊生 | 宗教法人セブンスデー・アドベンチスト教団 総務局長 |
常務理事 | 青木 泰樹 | 特定非営利活動法人ADRA Japan 事務局長 |
理事 | 浦島 靖成 | 宗教法人セブンスデー・アドベンチスト教団 青年部長 |
理事 | 芦田 一毅 | 一般財団法人 日本民間公益活動連携機構 職員 |
理事 | 杉 正純 | 学校法人三育学院 三育学院大学 学長 |
理事 | 瀬戸 典子 | 有限会社キティー 取締役 |
理事 | 高原 信夫 | 社会福祉法人アドベンチスト福祉会 常務理事 |
理事 | 藤本 秀幸 | 医療法人財団アドベンチスト会 事務局長 |
監事 | 千原 曜 | さくら共同法律事務所 弁護士 |
監事 | 高橋愛一郎 | 株式会社グローバル・コーポレート・コンサルティング 国際業務コンサルタント |