ADRA とは?

ADRAは世界に約120の支部を持つ世界最大規模の国際NGOです。紛争・災害被災地や途上国において、人種・宗教・政治の区別なく「ひとつの命から世界を変える」をモットーに人々に寄り添って活動しています。日本では認定NPO法人を取得しています。

目次

ADRAの活動分野

ADRAは、支援を必要とする人々の状況に合わせて、一人ひとりに寄り添った活動をすることを大切にしています。そのため活動の分野は多岐にわたります。代表的な活動として、緊急支援、教育支援、保健医療、生計向上の4分野があります。

ADRA Japanの基本理念

ADRA Japanは、ADRAネットワークの行動原則を順守しながら、以下の基本理念に基づいて活動しています。

Mission Statement

ADRA Japan は、世界各地において今なお著しく損なわれている人間としての尊厳の回復と維持を実現します。

Vision Statement

ADRA Japan は、各国ADRA支部と連携し、専門的かつ 効果的な活動を誠実に行ないます。また、国際社会に貢献できる人材を育成し、国際協力に関する啓発を行ないます。

Value Statement

ADRA Japan は、キリスト教精神を基盤として活動します。
ADRA Japan は、人種・宗教・政治の区別なく活動します。
ADRA Japan は、現地のニーズに基づいて活動します。
ADRA Japan は、人々の自立を目指して活動します。
ADRA Japan は、「ひとつの命から世界を変える」をモットーに、一人ひとりに寄り添って活動します。

ADRAの行動規範

ADRA Japanは自然災害や紛争で被災した人々の尊厳を大切に、一人ひとりに寄り添った活動をしていきます。そのために、ADRA Japanの役職員、ボランティア、パートナー団体などの関係者は、以下の行動規範を守ります。

(1)人々の安全と権利を守るために国内外の法律を遵守します。
(2)支援活動を適切に実施するために利益相反の管理を行います。
(3)ADRAの事業および組織の資産を適切に利用し、不適切な利用を行いません。
(4)人々に最善の支援を届けるために専門性と効率性の改善に取り組みます。
(5)組織の内外において、誠実で礼儀正しく倫理的な行動をとります。
(6)性的ハラスメント・パワーハラスメントなどのハラスメント行為を行ないません。
(7)性的搾取・虐待を禁止し、子ども・若者・脆弱な大人などに対する身体的・精神的な暴力、虐待・ネグレクト行為などを行いません。
(8)上記の行動規範を守り適切な組織および事業活動の運営と説明責任に取り組みます。 上記の行動規範に関するご質問、および、上記の行動規範に違反する行為・その懸念がある際は、compliance_adra@adrajpn.org までご連絡ください(@を半角にしてご利用ください)

ADRA Japanの人事ポリシー

わたしたちADRAは、3つのC(Connected、Courageous、Compassionate)に重点を置いています。

つながり、勇気、思いやりをもって働きたい人には、やりがいのある仕事がここで待っています。

Connected:一人ひとりとつながり寄り添える人
年齢、ジェンダー、障がい、民族、人種、宗教、政治的立場などによって人を差別しない。 
目の前の人、身の回りの人、支援を必要とする人に共感して理解を深め、 
人とのつながりを生み出し、大切にすることを推奨します。 

Courageous:可能性を狭めず、チャレンジできる人
大変な状況でもあきらめない気持ちを持ち続ける。
相互に連携ができる仲間と共に、ADRAの持つリソースを活用し、
役割に捉われず、積極的に成長・挑戦する人を応援します。

Compassionate:思いやりをもって行動できる人
相手の状況を想像し、多様性を尊重しながら、多角的な視点を持って物事に取り組む。
誰一人として取り残されない世界を実現するために、 
自分にできることを考え、努力できる人と一緒に歩みます。 

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役員一覧

理事長柴田 俊生宗教法人セブンスデー・アドベンチスト教団 総務局長
常務理事青木 泰樹特定非営利活動法人ADRA Japan 事務局長
理事浦島 靖成宗教法人セブンスデー・アドベンチスト教団 青年部長
理事芦田 一毅一般財団法人 日本民間公益活動連携機構 職員
理事小野 りちこ一般社団法人HRテクノロジーコンソーシアム理事
理事杉 正純学校法人三育学院 三育学院大学 学長
理事瀬戸 典子有限会社キティー 取締役
理事高原 信夫社会福祉法人アドベンチスト福祉会 常務理事
理事藤本 秀幸医療法人財団アドベンチスト会 事務局長
監事千原   曜 さくら共同法律事務所 弁護士
監事高橋愛一郎 株式会社グローバル・コーポレート・コンサルティング 国際業務コンサルタント

ADRAの定款

ADRAの名称について

ADRAは、正式にはAdventist Development and Relief Agencyという名称で、各単語の頭文字をとって通称ADRA(アドラ)と呼んでいます。「A = Adventist」は、セブンスデー・アドベンチスト教会を設立母体としていることと、キリスト教精神を基盤としていることを示しています。

ADRAのネットワークについて

ADRAの本部(ADRA International)は米国ワシントンDCの郊外にあります。また、地域ごとの統轄支部が世界に9つあり、その下に支援事業を実施する支部(インプリメンティング・オフィス)と支援事業を資金面や技術面でサポートする支部(サポーティング・オフィス)が合わせて約120あります。さらに、世界中に何十万とある教会、系列の病院、教育機関、企業等とも良好な連携関係にあり、世界最大のネットワークのもと活動ができることが最大の強みとなっています。

支援を実施する支部は、それぞれの国・地域の政府や関連組織、地域社会等とのパートナーシップにより、地域の文化や風習にならった方法で支援を必要としている人々に寄り添いながら、自立を促す支援活動を構築し、取り組んでいます。

支援をサポートする支部は、寄付者等の資金提供者や技術提供者と支援実施国のパイプ役を務めています。ご支援者の皆さまからお預かりした資金やお気持ちが大切に無駄なく活用されるよう、支援事業の計画から実施に至るまで、事業実施支部に駐在員を派遣したり、メールやWEB会議などの連絡を密にとったり、現地に出張したりして、支援が確実に適切に、支援を必要としている人々に届くように、現地支部と一緒に取り組んでいます。

ADRA Japanへのご寄付

ADRA Japanの活動は皆様からのご寄付によって支えられています。

ADRA Japanへのご寄付は寄付金控除の対象となります。例えば、10,000円を寄付すると所得税のうち3,200円((寄付金合計額ー2,000円)×40%)が返ってきます。詳しくはこちらをご覧ください。

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