越冬支援、始まりました

ADRAウクライナは、国内避難民のために複数の緊急避難所を設けています。

迫る冬を乗り越えるため、10月末に、1回目の支援として97トンの練炭燃料を配付しました。

ブチャの難民避難所にも発電機を届けました。

国内避難民向けの5か所の緊急避難所の越冬支援も、ADRAに対して要望がありました。

ADRAはそれに応えるために、チェルカッスイ州カミアンカの避難所には32トン、ドニプロペトロウシクの元工場にある視覚障害者のための避難所には12トン、そして慈善財団の緊急避難所には20トンの燃料を届けました。

ウクライナ西部のリヴィウでは、ドロホビッチの緊急避難所に3トン、ノヴィ・ロズディルのバルヴィノクの緊急避難所にも30トンの燃料が届く予定です。燃料の提供により厳しい冬の寒さから人々を守ることができます。

ウクライナの冬は最低気温が場所によっては、マイナス16℃ほどになります。

そのような自然環境下で、昨年の冬、重要インフラが標的とされたため約200人の国内避難民が暮らすブチャのコンテナ集落では、頻繁に停電が発生しました。。

居住者の多くは高齢者や寝たきりの人など障害を持った方が多く、継続的な電力供給を確保する必要がありました。このような状況を回避するため、今年は容量 220 キロワットの強力なディーゼル発電機をこの居住地に提供しました。

これからもADRAは、弱い立場の人を優先し、支援を続けてまいります。引き続き、皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

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