【熊本地震被災者支援第3報】物資支援と今後の調整をすすめています

熊本地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

地震の発生から10日が経過しました。

現地では、40度近い気温が続き、被災された方々にとって大きな負担となっています。必要な支援を届けられるようにADRA Japanでは、現地にスタッフを派遣し物資の配付を行っています。また、今後の支援について他団体との調整を進めています。

氷川町内にあるデイサービス

ヒアリングを続ける中、再開したデイサービスが困っているという声を聴き、住民の方がすぐに案内してくれました。

地震があり、デイサービスはお休みしていたとのことですが、利用者の方々やそのご家族から自宅や避難所で過ごすには限界があるので再開してほしいという声を受け、数日前に再開したばかりということでした。

訪ねた日にも「やっとおにぎりやパンを1つ提供できただけ。」とのこと。持参した梨やバナナ、オレンジやキウイなどの果物をお渡しすると、「あー!これで果物切ってだしてあげられます。ちょっとでも栄養考えたいので。」と安堵した表情を浮かべていらっしゃいました。

また、「簡易トイレは必要ですか?」と聞き終わるか終わらないかくらいで「簡易トイレ!!入ります!凝固剤が底をついたのでどうしようかと思っていたんです」とおっしゃり、特にトイレは切迫した課題だったことが分かりました。

物資をお渡しする度に上がる歓声とほっとされるお顔が印象的で、ギリギリのところで過ごされていた事が感じられました。その他、オムツやレトルト食品、ペットボトル飲料等をお渡ししました。

氷川町内の歩道
土台が崩れた歩道橋

氷川町内を回っていると、至る所でコンクリートの盛り上がりやひび割れ、段差の発生が見られ、通行できない道路もあります。完全に倒れてしまった家屋や斜めに傾いている家屋、倒れたブロック塀なども常時目に入ってくるような状態です。

住民の方々は、この酷暑に加えて断水という厳しい状況下で過ごされています。給水車が来ていても水を入れる物がなく、空のペットボトルを持ってくる様子もありました。

自主避難所におられた住民の方からお話を聞く
水用ポリタンクをお届け
水をもらいに来た子どもたち

被災地を気にかけ、温かいメッセージや、募金をお寄せくださる皆さまに深く感謝申し上げます。

ADRA Japanでは、今後も現地の関連団体などと協力して、必要な支援を届ける活動を続けて参ります。


(国内事業課) Photo:©2026ADRA

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