モンゴル事業終了報告~気候変動に対応する農業と牧畜の挑戦~

皆さん、こんにちは。

これまで本活動を応援してくださった皆さまへ、モンゴルでの活動の成果をご報告します。

2024年から2025年にかけて317頭の子羊が生まれた

ADRAは、気候変動の影響を受けるモンゴル西部で、農業と牧畜の両面から、人々が安定した暮らしを築くための取り組みを進めてきました。

農業支援では225世帯に種子や農具を届け、太陽熱を活用するパッシブソーラー温室を55基設置しました。野菜を育てられる期間は約3か月から最長7か月に延び、参加世帯の収穫量は事業開始前と比べて32.5%増加。野菜を食べる機会や、農業による収入の向上にもつながりました。

収穫した野菜を効率よく調理・摂取するための栄養研修を実施

羊毛生産支援では、オーストラリア産羊の遺伝資源を活用した繁殖に取り組み、2024年から2025年にかけて317頭の子羊が誕生しました。2025年にはさらに1,052頭の雌羊に人工授精を実施しました。また、2024年に生まれた羊の羊毛を検査したところ、繊維の細さは従来の26~28ミクロンから18~22ミクロンへと改善し、より付加価値の高い羊毛生産への可能性が広がっています。

本事業は当初2027年3月までを予定していましたが、活動を継続するために必要な資金の確保が難しくなり、予定を早めて終了しました。活動期間は短くなりましたが、この間に培われた技術や経験は、これからもモンゴルの人々の暮らしの中に残っていきます。

これまで温かく応援してくださった皆さまに、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

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