いつもADRA Japanの活動を支えてくださり、誠にありがとうございます。
今回は、石川県穴水町で開催された「ボラまちフェスタ」に出展した際の様子をご報告します。

このイベントを主催したのは、認定NPO法人レスキューストックヤード(以下、RSY/https://rsy-nagoya.com/)です。
RSYの皆さんは、能登半島地震の被災者支援で私たちが深く連携している団体のひとつです。
発災後、町内最大の仮設団地に「ボラまち亭」という居場所をつくりました。地元野菜の販売や支援物資のおすそ分け、軽食を楽しめる喫茶などを通して、地域の方々が気軽に立ち寄れる場となっています。さらに、週末にはボランティアの受け入れも行っており、ここには日々の暮らしの中でほっとできる時間や、人と人がつながるきっかけが生まれています。
その「ボラまち亭」が今年で2周年を迎え、地域の皆さんへの感謝と、より一層活用していただける場所となることを願って開催されたのが「ボラまちフェスタ」です。私たちADRA Japanもブース出展という形で協力しました。


当日は26℃の初夏の陽気で、強い日差しの中、会場には次々と人が集まりました。
屋内ではオープニングセレモニーやステージ発表、ビンゴ大会が行われ、屋外には様々なブースが並びました。お菓子のすくい取り、地元野菜やパンの販売、子ども向け縁日、足湯、キッチンカー、和太鼓の演奏など、どのブースにも笑顔があふれ、会場全体が温かい空気に包まれました。


私たちのブースでは、無料の「わたがし」を提供しました。
社会福祉協議会(以下、社協)の皆さんが集客を手伝ってくださり、地元の高校がテントを貸してくださるなど、穴水町の方々の優しさにたくさん支えていただきました。
ブースに来てくれた子どもたちは目を輝かせて、「もう食べちゃった。もう一個ほしい!」と無邪気に声をかけてくれました。「わたがしなんて、2、30年ぶりだわ」と懐かしそうに笑う大人の姿もありました。
おかげさまで、子どもから大人まで多くの方に喜んでいただきました。

今年の来場者は約500名。町内の区長さん、支援員さん、町役場や社協の方々も参加されていました。移動手段のない方のために送迎バスを運行するなど、RSYの皆さんは細やかな配慮を欠かしません。こうした寄り添う姿勢や丁寧な取組の積み重ねが、地域との信頼を育てているのだと強く感じました。
ADRA Japanはこれからも、町・社協・支援団体・ボランティアの皆さんと力を合わせ、穴水町の復興に取り組みます。
皆様からの温かいご支援があるからこそ、こうした活動を続けることができています。
心より感謝申し上げます。
(国内事業課 大澤 明浩)

