穴水町の仮設住宅で生活を始める方たちに家電支援をスタート【能登半島地震被災者支援第9報】

ADRAは、七尾市と穴水町で避難所や在宅避難をしている方に寄り添い、温水シャワーの提供や足湯・移動カフェの開催、炊き出しや困りごとに応じた支援を続けています。

この度、穴水町で仮設住宅等に入られる約650世帯の方たちへの生活家電支援をすることになりました。

穴水町に設置された仮設住宅(2024年3月18日 石川県穴水町)

仮設住宅は、法律上最低限のものだけを備えることになっており、被災した方たちが日常生活を取り戻すには個々人の負担が大きいことが指摘されています。

石川県からは、仮設住宅、みなし仮設、および公営住宅等に入居する世帯に対し、冷蔵庫、洗濯機、テレビの3点が支給されることになったため、ADRAは、そのほかの家電12品目のリストを作り、各世帯ごとに希望を確認しながら3~4点を支援し、人々の生活再建を支えます。

ADRAが支援する物資 電気ポット、炊飯器、電子レンジ、掃除機(スティックタイプ)、ホットプレート、オーブントースター、ドライヤー、ホットカーペット、石油ファンヒーター、こたつ、扇風機、除湿機 (この中からご希望に応じて3~4点)

また、仮設住宅にある集会所にはテーブルや椅子、置き畳などの備品の支援も行っています。

仮設の集会所にテーブルや椅子の搬入を実施(2024年3月18日 石川県穴水町)
仮設の集会所にテーブルや椅子の搬入を実施(2024年3月18日 石川県穴水町)

仮設住宅等への入居は、部屋の準備が整い次第、進んでいくことになります。

カギを受け取ると同時に、以前のような生活が戻るというわけではありませんが、被災した方々が1日でも早く、身の回りのことが整うよう、家電製品を届けた後も寄り添った支援を続けてまいります。



※本事業は(特活)ジャパン・プラットフォーム(JPF)の助成を受けて行っています。提供する家電製品は石川県、JPFと調整のもと選定しています。

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