女性歴史月間~東アフリカで耳にした言葉~

3月は「Women’s History Month(女性歴史月間)」です。ADRAヨーロッパのマジャ・アハクは、難民、子ども、女性など、声を上げたくても上げられない人々をサポートすることに人生を捧げています。彼女は、あらゆる年齢の女性に夢を持ち続けてほしいという情熱を持ち、支援活動に取り組んでいます。

アハクは女性擁護に多くの時間を費やしていますが、母親としての役割からも学習することが多いそうです。

「私はADRAの職員ですあると同時に、息子二人、娘一人を持つ母親です。私にとっては、世界中のすべての子どもたちに平等な機会が与えられることが重要です。『あなたにはこれができる』とか『これはできない』と、性別による判断がなされてはいけません」

アハクは、ADRA での仕事を通して、地球上に生きる何百人もの女性と接してきました。

彼女は、東アフリカのブルンジで出会ったエリザベスという名の母親の言葉が忘れられません。村の他の人々が入学のお祝いをしている間、エリザベスは赤ん坊を授乳しながらそばで見守っていました。

ブルンジを訪ねたアハク

アハクはエリザベスに近付き、新しい学校の印象を訊ねました。すると、エルザベスはアハクを見て答えました。

「あなたのような女性が、ここを訪れるって、とても良いことですよね。私の娘たちに、女性だってプロジェクトの管理者になれる、組織のリーダーになれるんだよと、教えてくれたのですから」

アハクは、ADRAで奉仕する他の多くの人道支援者たちと同様に、仕事ぶりで毎日女性たちを励ましています。それでも、彼女は、エリザベスのような人から、多くを学んだと言うに違いありません

皆様もこの機会に、社会でいかに女性が生きてきたのかに触れ、現代社会を見つめてみませんか。

世界120か国に支部を持つADRAは、これまでにネパールで男女の教育差を埋めるように働きかけ、ジンバブエでも女性リーダーを推奨してきました。

今後も、支援活動を続けてまいります。皆様の温かいご支援をお待ちしています。

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