
2026年6月8日午前7時37分(現地時間)、フィリピン南部ミンダナオ島沖で、マグニチュード7.8の大規模な地震が発生しました。
震源は南フィリピンの海溝「コタバト海溝」付近とされ、フィリピン政府は災害対応の警戒レベルを最高レベルである「RED(赤)」としています。
地震の揺れは、震源に近いサランガニ州やジェネラルサントス市を含むミンダナオ島南部の広い範囲で観測され、沿岸部では津波警報も発令されました。

被害状況
フィリピン政府および各報道機関によると、6月9日時点で、
- 約14万6千人が被災
- 死者35人以上
- 負傷者400人以上
が報告されています。
また、
- 住宅の損壊
- 道路や橋梁への被害
- 電力・通信の障害
- 学校や保健施設、行政施設の被害
などが各地で確認されています。
現地からは、建物の一部が崩落した商業施設や倒壊した構造物の写真も報告されており、現在も被害状況の確認が続いています。

被災した方々の中には、自宅への立ち入りが危険と判断され、避難所や一時避難施設での生活を余儀なくされている方もいます。余震への警戒も続いており、今後さらに被害状況が明らかになる可能性があります。
ADRAの対応
ADRAは、地震発生直後から緊急対応体制を立ち上げました。
現在、緊急対応ユニットを中心に、地域のネットワークや日頃から協力関係にあるボランティアと連携しながら、被災地域の状況確認を進めています。

(6月9日 ミンダナオ島南部・ジェネラルサントス市)
現地チームは現在、被災地域のコミュニティを訪問し、緊急ニーズ調査を行っています。
地域行政(バランガイ)関係者やコミュニティリーダー、教会関係者と協力しながら、
- 被害の実態把握
- 被災世帯の状況確認
- 最も必要とされている支援の特定
を進めています。
こうした調査は、支援を本当に必要としている方々へ確実に届けるための重要なステップです。
今後想定される支援
現時点での調査結果や今後の状況確認を踏まえ、ADRAでは以下のような支援を検討しています。
- 緊急支援物資の配付
- シェルター(住居)支援
- 毛布や生活用品などの非食料物資(NFI)の提供
- 水・衛生(WASH)支援
- 現金給付・バウチャー支援
- 心理社会的支援
- 子どもや高齢者、障がいのある方などへの配慮を含む保護支援
被災地では、住居を失った家族への支援に加え、安全な水や衛生環境の確保、生活再建に向けた支援が求められることが予想されています。
皆さまのご支援をお願いいたします
ADRAは引き続き現地で情報収集を行い、被災された方々に必要な支援を届けるための準備を進めています。
皆さまからお寄せいただくご支援は、今後の緊急支援活動に活用させていただきます。
被災された方々の安全が守られ、一日も早く安心した生活を取り戻せるよう、ご支援をお願いいたします。

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