
世界を見渡すと、いまだに清潔な水を得ることが難しい地域や、貧富の差に苦しむ人々がいます。
企業の経営支援や日本企業の海外進出サポートなどに携わりながら、ユニセフなど他の団体への寄付も行っておられるTAKESHIさん。
出張で訪れたベトナムで、その現実を目の当たりにしたとき、「遠い国の話」だと思っていたことを身近に感じられたそうです。
ADRAフレンドとして長年支援してくださっているTAKESHIさんの想いをご紹介します。
「自分だけがいい思いをしていいのか」— 支援を始めたきっかけ
TAKESHIさんが支援を始めたきっかけは、東南アジアで目にした「貧富の差」でした。
出張で訪れたベトナムの都市郊外。
その地で見た人々の暮らしぶりに衝撃を受けたといいます。
「貧富の差の大きさを感じました。
その時に『何か自分にできることはないか』という気持ちになりました。」
恵まれた日本で暮らす自分たちと、生活に苦しむ人々。
「自分だけがいい思いをしていいのか」という問いが、支援を始める原動力になりました。
また、イスラエルとガザにて、食料が手に入らないなどの悲痛なニュースなどを見るたびに、「行動しなければ」という気持ちが強くなるとも語ります。
ADRAを選んだ理由— 現場への信頼と、透明性への安心感

数ある団体の中でADRAを選ばれた理由を伺うと、「現地に寄り添う姿勢」と「透明性の高さ」だと話してくださいました。
「広報物を見て、現地の人々に本当に親身になって活動している様子が伝わってきました。
自分が関心を持っているネパールやミャンマーなどでも活動されていて、その点も支援を決める後押しになりました。
また、特定非営利活動法人として資金の使い道が明確で、安心して任せられると思いました。」
ニュースで困っている人を見るたびに、ADRAさんがこういうところで活動しているんだろうなと思う
TAKESHIさんがADRAフレンドに支援を続けてくださっているのは、
「一時的ではなく、息の長い支援を届けたい」という想いがあるからです。
特に関心を寄せているのが、水の整備。

「水は人間にとってなくてはならないもの。
SDGsの中でも安心して飲める水の整備が掲げられています。
世界には安心して水が飲めない地域がたくさんある。
ADRAの支援を通して、水供給体制の整備を継続的に支えたいと思っています。」
「ニュースで困っている人を見るたびに、『ADRAさんがこういうところで活動しているんだろうな』と思います。自分が行けない分、寄付という形で思いを託しています。」
遠い国ではなく、身近な人として助けたい

将来は国際交流にも関わりたいというTAKESHIさん。
「ネパールの方などもたくさん働きに来ていますし、遠い国ではないと思っているので。」
TAKESHIさんのこの想いが、ADRAの活動を力強く支え続けてくれています。
最後に
「ADRAフレンド」は、TAKESHIさんのように、
“世界の誰かを想う気持ち”を継続的に形にしてくださる方々に支えられています。
小さな一歩が、誰かの未来を変える力になる。
その想いの輪を、これからも広げていきたいと思っています。
▽ADRAフレンドの詳細はこちらから
https://www.adrajpn.org/adrafriend/

