
「山が好きでね。山に行くと、いろいろな形に触れられる。街の中には、直線か円ばかりだから。それで天気にも詳しくなった。」
インタビューの冒頭、住んでいる地域のお天気について、とても詳しく話してくださったので、その理由を伺ったところ、そんな風に応えてくださったのがADRAフレンドのI.Yさん。普段は見えないものに目を向ける姿勢は、支援を続けてくださっている理由にもつながっていました。
「見落とされがちな支援」を届けるADRA
「1995年の阪神・淡路大震災のとき、一緒にテレビを見ていた家内がすぐさま、生理用品に困るだろうって言い出したんです。そういうことには、自分ではなかなか気づくことができません。だから、細かいところにまで目を向けてくれる団体があるなら、代わりにやってもらうためにお金を出そうと思ったんです」
I.Yさんが、ADRAの継続支援「ADRAフレンド」に登録した背景には、そのような出来事がありました。
SNSで、たまたまADRAの配信を見て、「女性にトイレを」という支援や、「水害被災地にぞうきんを」という活動をしていることを知り、見落としがちな支援に取り組んでいると感じたそうです。
「本当に困っているものを届けているということだと思うが、意外と見落としてしまいそうな支援をしている。当然そこにあると思うものでも、現場では不足している。そういう気づきもありました。」
ADRAなら細かな困りごとにも手を差し伸べてくれる-その確信が、ADRAフレンドになる決断につながりました。
NHKの連続テレビ小説「あんぱん」を見ていた時には、こう感じたそうです。
「本当に辛いときって、普段は思ってもいないようなことの方が辛い。
人は、死ぬことが一番辛いと思いがちだけれど、お腹がすいたまま生きていることの方が辛いことがある。
死なずにすんだら、それだけでいいとも思えるかもしれないが、実際は、泥の中で寝なければならないことや、べとべしているとか、お腹がペコペコとか、そういう辛さがある」
I.Y.さんが支援を続けてくださっているのは、ADRAがまさに、辛い状況の中で生き残っている人々へに寄り添っているからだと、お話から伺うことができました。
「お返し」の循環。ADRAフレンドとしての日常
ADRAフレンドとして月々1,000円を寄付することは、「過去に辛いことがあって、それを乗り越えられたので、そのお返し」だと言います。
また、喫茶店に行くのと同じような精神的な効果があると考えています。
「例えば、喫茶店のモーニングに500円払ったら、30分くらいゆっくりして、リラックスして帰ることができる。けれど喫茶店に行くかわりに、500円を寄付したとしても、過ごす時間は確かに違うけれど、心に返ってくる満足感や充足感は似ていますよ」
そう話すI.Y.さんの表情は明るく、喜びに満ちていました。
最後に
ADRAは、I.Yさんのように、継続的に支えてくださる方々とともに、困難な状況にある人々に、希望とちからを手から手へ、届け続けていきたいと考えています。その一員として、ADRAフレンドになっていただける方が、1人ずつ増えてくださったら嬉しいです。下記のページにて、常時お待ちしております。
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