現地の声にすぐにでも、応えたい!

2023年10月7日午前11時10分(現地時間)、アフガニスタンのヘラート県をマグニチュード6.3の地震が襲いました。

その23分後にも、同等の規模の地震が発生し、2,400人以上の方が亡くなり、最も被害の大きかったジンダジャン地区とインジル地区では、村全体が破壊されるという状態に陥っています。

 ADRAはすぐに現地に飛び、被災された人々に声をかけました。避難テントの外に座っていたジンダジャン地区出身の35歳の男性、レザさんは言いました。

「家族が瓦礫の下敷きになっているというのに、何もできなかったことが辛いです…」

レザさんは、7歳の娘と5歳の息子、そして妻を失いました。

彼の職業は羊飼いです。地震が起きたとき、彼は山中で羊の世話をしていました。

あまりにも大きな揺れに驚き、家族が無事であることを願いながら、村に走りました。レザさんが村に到着した瞬間、村のすべてがおし潰され、廃墟となっている光景に息をのみました。

あちらこちらから、住民の泣き叫ぶ声やうめき声、すすり泣きがレザさんの耳に入ってきました。家が廃墟と化し、家族がその下に埋もれている光景を目に、意識を失いかけました。

レザさんは妻と子どもを失ったショックで、まともに話すことができませんでした。

彼の住むジンダジャン地区は、交通の便が悪く、救助隊の到着に時間がかかりました。がれきの下に子どもたちと妻の姿が見えた時、微かな希望を感じましたが、厳しい現実を突きつけられました。

レザさん自身も瓦礫を撤去中に怪我をして、今でもまともに歩くことができません。

絶望感に打ちひしがれながら、レザさんは残された幼い子どもたちのことを心配しています。

まずは、これから訪れる寒い冬を乗り越えねばなりません。

家族を守るために、唯一の生活手段である家畜を養う必要があります。そのためには、羊が生きるための適切なスペースも確保しなければなりません。

今日、レザさんの頭は、避難テントで暮らす子供たちを寒さから守ること、そして家畜が生き残ることでおおわれています。

アフガニスタンでは、10月11日、また15日にも同じ規模の地震が続いて発生しました。

世界120か国に支部を持つADRAは、密に連携をとり、支援活動について話し合っています。

ADRAは現在、被害を受けた約620世帯、4,340人への3か月分の食料配付を計画しています。

「弱者」とされる女性と子どもを優先し、基本的な家庭用品を含んだキットを配付する予定です。

被災地のニーズにしっかりと耳を傾け、優先順位を考えながら人道支援を届けてまいります。

皆様の温かいご協力を心よりお待ちしております。

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