
いつも温かいご支援をありがとうございます。
本日は、三井住友トラストグループ様と一緒に取り組んだ防災・減災についてお伝えいたします。
皆さまも既にお気づきかと思いますが、いま世界では自然災害が増加傾向にあります。もちろん、日本も例外ではなく、地震や水害が毎年のようにどこかで発生しているのが現状です。

ADRAでは、平時から防災・減災に関して考えるワークショップや、災害ボランティアについての講習等を実施しています。
今回、三井住友トラストグループ様からご依頼をいただき、「通勤時や業務中に地震が発生した場合にはどうすればよいか?」をテーマにした防災・減災講座と、水害対応用の雑巾を縫う「ちくちくボランティア」のワークショップを、オンラインで1回実施したほか、3つの会場で開催しました。
会場開催の最終回は、地下鉄に乗って丸の内にある同社の本店ビルへ向かいました。会場近くになると、車内に響き渡る、大手町駅へと到着する知らせを告げるアナウンスを皮切りに、多くの乗客が下車するために身支度を整え始めます。ADRAの事務所が位置する明治神宮前(原宿)駅とは対照的に、観光客や学生の姿はほとんど見当たりません。代わりに目につくのは、ワイシャツにジャケットを身にまとったビジネスパーソンたち。
入り組んだ地下街を抜け、やっと地上に出れば、そこには遠目からでは何階まで続くのか想像ができないほどの建物。整然と立ち並んだおしゃれなビル街の一角に、今回の会場がありました。

今回の防災・減災講座+ちくちくボランティアワークショップには、3日間合計で、約60名の社員の皆さまにご参加いただきました。
前半の講義は、「通勤中に地震が起きたらどうする?」というテーマでお話をさせていただきました。それぞれの会場の立地に合わせて、首都直下地震が起きた時の被害想定や周囲の状況、いざという時に役立つ豆知識などをお伝えしました。
ADRAのスタッフが普段持ち歩いている「防災ボトル」(プラスチックのタンブラー水筒に、非常食やライト、頓服薬など、非常時の備えを詰めたもの)も、参考になったようです。
講義パートが終わると、いよいよ“ちくちくタイム”。お持ちよりいただいた古タオルを手に、皆さま真剣な眼差しで針と糸に向き合います。普段針仕事をされない方の中には、「30年ぶりに針を持ったよ」「これ糸が中々通せないな」といった声もありましたが、時間内に1枚の雑巾を縫い上げる事ができました。中には2枚・3枚と完成させる方もあり、「無心になれて心が落ち着く」「結構やってみると楽しいね」と嬉しいお声もありました。裁縫が得意な方は、周りで玉結びや玉止めに苦戦している方を自主的に手伝うなど、社員同士の新鮮なコミュニケーションにもなったようです。

皆さまが一生懸命に縫い上げてくださった雑巾は、どこかで水害が発生してしまった際に現場で大事に活用させていただきます。
今回、防災・減災講座ならびに「ちくちくボランティア」のワークショップをご用命いただきました三井住友トラストグループ様、ご参加いただいた社員の皆さま、本当にありがとうございました。防災・減災の講座は、繰り返し行うことで、意識も高まっていきます。また講座等でご一緒できましたら幸いです。
ADRA Japanでは、防災減災に関する講座の実施、講師派遣を随時行っております。ご興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
(国内事業課:三牧)

