ガザで避難生活を送る家族への越冬支援~中東における緊急人道支援~

ADRAは、ガザの人々が厳しい冬を乗り越えられるよう、支援物資を届けています。

戦争によって甚大な被害を受けたガザでは、多くの人々が住まいを失いました。2025年10月の停戦以降、避難先であった南部の生活環境がさらに悪化したことから、多くの住民がガザ北部へ戻っています。しかし北部は激しい砲撃によって町が大きく破壊され、安全な住居や食料、清潔な飲料水が不足しており、人々が生き延びるためには支援が欠かせません。

ADRAは国際NGOプラン・インターナショナルと協力し、寒さや雨から身を守るための温かい衣類や毛布、テントなどの支援物資を届けています。

ガザにおける人道的危機

2年に及ぶ戦争の後、2025年10月9日に停戦が合意され、人道支援物資の搬入と緊急支援が再開されました。しかし、人道状況と治安は依然として極めて不安定です。多くの家族が住居を失い、屋外で夜を過ごしています。国連によると、ガザでは約190万人が国内避難民となっており、これは人口の90%に相当します。


さらに、食料や清潔な飲料水に加え、安全に身を寄せられる緊急避難先も不足しています。支援物資の量は増加しているものの、現地のニーズには追いついておらず、いまだ多くの人々が苦しい状況におかれています。

冬の厳しさにより困難がさらに深刻化しています。停戦後、北部へ戻った人の多くは、損傷した建物、テント、公共施設で生活しています。昨年11月中旬の激しい降雨は数千世帯に影響を及ぼし、すでに厳しい状況を一層悪化させました。

ADRAの支援活動

ADRAは現地のパートナーと連携し、人々が少しでも安心して冬を超えられるよう支援物資を届けています。

物資はエジプトで調達、梱包され、トラックで南部ラファの国境検問所へ運ばれ、現地パートナーに引き渡された後、住民へ配布されます。

厳しい冬を乗り越えるための温かい衣類、靴、毛布、テントなど、合計832世帯(約4,160人)に届けています。

ADRAは、今後も現地の人々の多様なニーズに対応できるよう、現地の支援団体とも連携しながら活動を続けていきます。

皆さまの引き続きの温かいご支援に、心より感謝申し上げます。

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