【モロッコ地震】被災した方々の命をつなぎ、生活復興を支えるADRAの支援

温かいご支援をありがとうございます。

ADRAは、モロッコで2023年9月8日に発生したマグニチュード6.8の地震の被災者支援に取り組んでまいりました。この地震では、3,000人が亡くなり、5,500人以上が負傷するという大災害に見舞われました。
(出典:国連発表2023年9月15日)

ADRAは発災直後から、モロッコへ緊急支援専門家を派遣し、現地支援団体やボランティアの協力のもとモロッコ中部アトラス山脈のコミュニティで、被災した方々1人ひとりのニーズに配慮したきめ細かな支援に取り組みました。

緊急期の支援活動は2023年9月13日から11月13日まで実施し、4,226人(812世帯)の被災した方々へ医薬品・衛生用品・食料などの緊急支援を行ったほか、仮設住宅・生計回復のための家畜の提供、子どもたちへ学用品の提供も行い、中長期的な生計向上への支援も提供しました。

ADRAが支援の内容と人数は次の通りです。

食料・物資・医薬品支援は705世帯3,691人、仮設住宅・衛生設備支援:27世帯135人、教育支援:50世帯250人、生計回復支援:30世帯150人と延べ812世帯4226人に支援を届けることができました。


ADRAにとって支部の無いモロッコでの支援活動は、現地の9団体と11人のボランティアの方々と手を結んで取組みました。

チームワークにより、被災したアトラス山脈の地域で暮らす人々に細かな調査を行い、被災者一人ひとりのニーズに対応する内容を検討し実施に至りました。

支援に携わった現地団体のスタッフやボランティアにも被災された方がおられます。そんななかで、一日も早い復興を目指し、現地チームのネットワークをフル活用して、迅速な対応を行うことができました。

ADRAの現地の担当者であるアバド氏は次のように話してくれました。

「ADRAによる食料と医療支援は人々の大切な命をつなぐことができました。仮設住宅には、花壇やトイレ、そして子どもたちが安心して遊べる庭も整備され、楽しそうにブランコで遊んだり、ここで生活を営む人々の心の回復も支えることができました。」

被災直後の様子(撮影:2023年9月モロッコ・マラケシュ)
懐中電灯、毛布、生理用品などをパッキングしました(撮影2023年9月29日 モロッコ・マラケシュ)
生計向上を促す山羊の支援(撮影2023年10月15日モロッコ・マラケシュ)
子どもたちに学用品を配付することが出来ました。(撮影2023年9月29日 モロッコ・マラケシュ)
11世帯に仮設住宅を提供しました(撮影2023年10月マラケシュ)

被災におけるこれからの取組みについて

モロッコ地震から6か月が経過したいまでも、アトラス山脈の地域では崩れた家で生活する被災者が数多くいます。

このエリアは、山間部にありアクセスが悪いため、なかなか手が回りません。

特に仮設住宅や生計回復のための活動など、一部の地域では支援が皆無のところさえあります。

そのため、ADRAはモロッコ地震の被災者を対象とする第2期支援として2024年1月から半年間にわたり500人(100世帯)を対象に、仮設プレハブ住宅建設および生計支援のための家畜支援を継続してまいります。

ADRAは引き続き、現地の支援団体とボランティアの方々とチームを組みモロッコの復興に取組んでまいります。

引き続き、皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。

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