モロッコ地震|ADRA緊急チームは先週から、震源地付近であるマラケシュ南部の山あいの村で調査と支援物資の調整に取り組んでいます。

ADRA緊急チームは先週から、震源地付近であるマラケシュ南部の山あいの村で調査と支援物資の調整に取り組んでいます。

調査したある村では、80世帯、約500人が住んでいる村が完全に破壊されている様子に息をのみました。

この村では、地震によって地下水脈が変わったのか、透き通った水が噴水のように湧き出ていました。

村の人々はその水で、何とか生命をつないでいますが、水以外に、食料や衣類など生きるために最低限必要なものは手に入らない状態です。

がれきに埋もれてなくなった方もいます(2023年9月13日 モロッコ・マラケシュ南部の山あいの村)

また、地元の方の案内で、岩にふさがれた道なき道を歩いて別の村に向かいました。

村は大きな山の背後にあり、狭く、険しい道を通ってようやく到着しました。

この集落には8世帯、およそ40人が住んでいます。同地域全体では約700世帯が暮らしているとのことでした。

彼らは、まだ何の援助も受けていないと語りました。

深刻な被害を受け、ご家族や大切な方を亡くされた方もいらっしゃいました。

この村では水とガスには限りがあり、間もなく足りなくなると予想されます。

ほかにも、テント、毛布、医薬品、ライトなど、さまざまな支援が必要であることがわかりました。

常に、現地の声に耳を傾けています(2023年9月13日 モロッコ・マラケシュ南部の山あいの村)

被災地域を訪れたチームからは、次のような報告が届いています。

「モロッコの友人が案内をしてくれた村を訪れると、被災した人々のうち、一部の方々はテントでの避難生活を送っていました。

この村には、すでに政府やさまざまな団体から寄付された物資が届いていましたが、簡易的なテントを作るための防水シートや、調理用のガスが不足しています。

私たちがその村にいる間にも小さな地震が起こりました。

揺れを感じた人々は、家族の無事を祈って走り、泣いていました。

ある年配の女性は気を失ってしまうほどでした」

テントで雨露をしのいでいますが、足りないものばかりです(2023年9月13日 モロッコ・マラケシュ南部の山あいの村)

ADRAは、今回の現地調査の結果をもとに、人々が必要としている物資の購入や輸送の手配し、助けを必要としている人々に寄り添った支援を少しでも早く届けることができるよう、準備を進めています。

同時に、ほかの村も調査も進め、支援が行き届かない人が出ないように努めてまいります。

世界では、モロッコ地震以外にも、複数の災害が起きています。

大切なものを失った悲しみと、一瞬にして変わった生活への戸惑いの中で今を過ごしている人々は、今はまだ、誰かからの支えを必要としています。

災害が起きたとき、もっとも危険にさらされるのは、支援を受けることができない人々です。

モロッコ地震で被災された方をはじめ、世界各地の災害や危機を生き延びようと奮闘している方に想いを寄せてくださる皆さまのお気持ちとともに、命をつなぐ緊急支援活動に取り組めますことを心から感謝申し上げます。

皆さまからのご支援をお待ちしています。

https://www.adrajpn.org/emergency/emergency2023/?utm_source=blog&utm_medium=ownmedia&utm_campaign=20230911

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