花王ハートポケット倶楽部の皆さまからジンバブエの女の子たちへ

私たちのジンバブエでの教育事業に、花王ハートポケット倶楽部の皆さま、また、それにマッチングする形で花王株式会社様から多大なご支援をいただいております。

現在は、昨年度に引き続きジンバブエ北部ニャミニャミ地区の3つの小学校で、校舎を1棟ずつ(合計3棟)建設しています。

5月から夏休みだった小学校は、9月に新学期が始まり生徒たちが学校に戻って来ました。休み中は静かだった学校に活気が戻り、校舎の建設を行っている作業員たちも子どもたちから期待のまなざしを受け、作業に一層力が入ります。4月から始まった建設作業は、住民が作ったレンガを積み上げた外壁ができてきました。

建設中の学校:サウィラマカンデ校

そんな期待にあふれた新学期、女子児童にはさらに嬉しいことがありました。

花王ハートポケット倶楽部の皆さまからのご支援により105人の女子児童が生理用品を受け取りました。

生理用品を受け取り、嬉しそうな笑顔の女子児童たち

現在活動している地域では、家計の状況から生理用品や代替できるものを購入できない家も多く、生理期間に学校を休む女子が少なくありませんでした。ですが、生理であっても本当は学校に行きたいというのが女の子たちの本音です。生理用品を受け取った女の子たちからは、笑顔とともに、「『ありがとう』という言葉では足りないほど感謝しています」など、喜びが伝わる言葉がたくさん届きました。

子どもたちから花王ハートポケット倶楽部の皆さまへのお手紙

生理用品の配付は衛生面ではもちろん、女の子が生理でも安心して学校に行けるという女児教育の面でも非常に大きな効果があります。女の子が学校に通い続けることで、女性のエンパワメントにつながります。

このような支援の重要性に共感いただき、ご支援くださった花王ハートポケット倶楽部の皆さまに心より感謝申し上げます。

執筆:ジンバブエ事業担当 馬渕純子

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