台風への備え10項目

日本は世界の中でも特に自然災害の多い国です。

自然災害の中でも、豪雨、強風、竜巻、洪水などを引き起こす恐れのある「台風」は到来が事前に予測できるものです。

準備することによって被害を最小限に止めることができるのです。

これから本格的な台風の季節。この10項目を参考に備えましょう!

目次

1. 家のまわりを片付けましょう。

どんな小さなものでも、飛ぶと凶器になってしまいます。
鉢や傘、ほうきや物干し竿や物干し器など、家の中に入れることができるものは入れましょう。家の中に入れられないものは固定しましょう。

2. 窓や雨戸の確認

外れそうな網戸は家の中へ。
雨戸がある家は雨戸が外れないか確認を。
雨戸のない家は、風や飛来物で窓が割れる可能性があります。
ダンボールやベニヤ板などで覆ってしまう対策が望ましいのですが、難しい場合は飛散防止テープ等で補強し、カーテンを閉めましょう。

3. ハザードマップ(被害予測地図)の確認

自宅がどんな災害に見舞われる可能性があるか確認しましょう。
ハザードマップでは特に浸水の可能性をチェック。
また、家の回りの建物や工事現場等、どんな危険があるか考えてみましょう。
そして、考えられる備えを怠らないようにしましょう。

4. 浸水対策

大切なものは濡れないように、小さいものはビニール袋に入れたり、高い場所にあげておきましょう。
電気のコンセントは漏電、ショート等の恐れがあります。
コンセントは抜いておきましょう。
電化製品等、低い場所にあるものは高いところに移動しておきましょう。

5. 飲料水・生活用水・食料・生活用品の確保

ライフライン(水道、電気、ガス)が台風通過後も止まる可能性があります。
飲料水としてペットボトルやウォーターサーバーの予備をしっかり確保しましょう。
1人1日3リットルが目安です。
生活用水も必要です。
お風呂やバケツ等に水をためておきましょう。

調理しなくても食べられるものやトイレットペーパー等の生活用品も確認しておきましょう。
トイレが使えなくなることも考えて、携帯トイレも準備しておくといいでしょう。

6. 電気の確保

携帯電話、モバイルバッテリー等、充電の必要なものは充電しておきましょう。
懐中電灯、予備電池も準備しておきましょう。

7. 調理の火の確保

停電するとIHばかりでなくガスコンロも使えなくなる可能性が高いです。
カセットコンロ等があると便利です。
火を扱う時には、火事にならないようにくれぐれも気を付けてください。

8. 車のガソリンの確保

停電するとガソリンスタンドでの給油ができなくなります。
しっかりといれておきましょう。

9. 避難所への避難

避難所に関して行政から開設情報がながれます。
場合によっては早めに避難所に避難しましょう。
避難する場合は、電気のブレーカーを落として、ガスの元栓をしめましょう。
そして避難所への避難は、風雨が強くなる前、早めにおこないましょう。

10.その他

家族の形態によって必要なものは異なります。
常備薬の準備、お子様や障がいのある家族がいる場合には、必要なものの他に本人が持っていると安心できるものを準備するなど、ご家族に合わせて準備することをお勧めします。

そして、最後にもうひとつ。
トランプ等のカードゲームやボードゲームを準備。
たまにはテレビゲームやネットゲームではなく、トランプやボードゲームなどで家族や友だちと過ごしてはいかがでしょうか。

※以上10項目、台風の季節到来前にご家族で確認されてはいかかでしょうか?

(執筆:国内事業課)

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