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スーダン南部難民支援プロジェクト・現地レポート

パガック生活密着ルポ「どんなもの食べてるの?」の巻。

2007/10/21 千葉あずさ

 

“よく聞かれる質問にお答えします”の続きです。


「パガックの人達は何を食べているの?」


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主食はソルガムという雑穀です。  


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お湯で練ってソバガキみたいにします。

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滞在センターで配布する食事は、機械で粉にするのでこんなに黒っぽくなりますが。

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村の人達(というか女性は)杵でついて脱穀、その後石臼で挽くので、

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同じソルガムも白っぽくなります。子供はこのように牛乳を入れて


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むしゃむしゃ食べます。「おいしいよ。食べる?」


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雨季にはとうもろこしが育つので、焼きトウモロコシも人気です。


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マーケットにはエチオピア人も沢山いるので、エチオピア料理もよく食べられているようです。これはすっぱい雑穀で出来たクレープと、辛い肉のシチュー。

 


「ADRAのスタッフは何を食べているの?」


よくぞ聞いてくれました。
パガックで買えるものは、米、豆、油、トマトペーストの缶詰、鶏、ヤギのみ。野菜はタマネギしか売られていません。雨季の終わり9-10月の間は、たまに西洋カボチャ、モロヘイヤみたいな野菜、オクラ、トウモロコシがマーケットに出るので、先を争って買いだめします。

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30年の人生で初めて「リンゴ」を目にしたADRAローカルスタッフ。
「Appleのつづりは知ってたけど、これがAppleなのかー!!」
ヘレン・ケラーの再現@スーダンです。

なので、野菜、パスタ、小麦粉、お茶、コンソメの素、そんなものは全てJUBAという首都かケニアから空輸しなければなりません。乾季の間だけ、エチオピアまで片道2時間かけて買出しにも出られます。

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新鮮なニンジンが届いた時は、歓喜の声が沸き立ちます。
大切に「お宝」を味わう私ーこの笑顔で感激が伝わるでしょうか?


「自分で作っているの?」


薪や石炭で食事を作るので、調理にはとても時間がかかります。
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鶏やヤギも「パック小分け」で売られているわけではないので、さばくのも大仕事。

なので、コックが食事を作ります。
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それではメニューのご紹介です。
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チキンと缶詰ニンジンのトマトソース煮。ライス付。

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チキンとジャガイモのトマトソース煮。

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チキンとタマネギのトマトソース煮。マカロニ添え。

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ジャガイモのトマトソース煮(左)。キャベツのトマトソース煮(右)。米を添えて。

こんなメニューが毎日ランチとディナーで繰り返されます。
「具が違うだけで、いつもチキンのトマトソース煮じゃない。」

 

その通りです。

 

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あまりのトマトソース攻撃に胃が疲れて、「今日はお茶漬けにしよう」と思ったある日、衝撃の事実発覚。

お茶漬けを作ると、油が浮くのです。

お皿がきちんと洗えてないのかな?と思って作り直しても、また油。
原因は。。。。「米をゆでる時に油を入れるから」
これじゃ、コレステロール値も上がるわけです。

 

ゲストが沢山来た時や、週末には、たまにヤギを買って、ニャマチョマ(ケニアで有名なバーベキュー)イベントが開催されます。
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料理に油を使わないからヘルシー(?)。

自然の味を一口ひとくち味わうスーダン生活。
新鮮なニンジンやリンゴを、大切に、ひとかけらも残さず食べる生活。

「恵み」に感謝し、(そして日本食の偉大さを実感し)、日々の糧を頂く。
そんなスーダン生活いかがです?

 

 

【スーダン便りvol.16 了】
Written by 千葉あずさ

 

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