NPO法人 アドラ・ジャパン ADRA Japan
South Sudan Rebuilding Livelihoods of Returnees
南スーダン / 帰還民生活再建支援事業

4. 過去の事業

陶芸トレーニング

2009年4月~2010年3月、収入源の限られた過疎地の人々の収入創出と知識・技能習得を目的として、女性20名に対する陶芸トレーニングを行ないました。帰還先の村において、住民が継続的な収入源を確保し、自立的な生計手段を確保することは生活を営むための第一歩となります。

陶芸トレーニングでは、参加者が自ら土を掘り、粘土のように手でこねて水瓶や食器、家の屋根の先端につける雨よけなどの焼き物を作り、地面に穴を掘って小枝や薪と一緒に焼きます。トレーナーは焼き物の作り方や、土質の見分け方や焼き方の指導も行うことで、事業終了後も女性が自力で食器などを作り販売することができる方法を教えました。

 

受講者からのメッセージ:

ニャンチャール・コアン(Nyanchar Koang)さん、陶芸トレーニング参加者

「私は2007年にエチオピア難民キャンプから帰ってきて、ADRAによって受け入れをしてもらいました。私たちの生活には、土で作った壺や入れ物は欠かせません。水を冷やしておくために入れたり、家の屋根に雨避けとして用いたりします。陶芸作りは比較的簡単ですが、良質の土を探すのがとても難しいんです!質の悪い土を使うと、壺や入れ物がすぐひび割れてしまいます。トレーニングで陶芸作りを学び、作った壺や入れ物を売ることを通して1ヶ月に約2,000円を得ることができます。これまで、薪となる木材を集めて売っていた時は1束100円でしか売れませんでしたが、陶芸は1つおよそ300~600円で売れるんです。作るのに時間はかかりますが、私の技術で家庭を支えることができるので、とても嬉しいです。」

 

陶芸の作り方については、こちらの記事をご覧ください。

 

2011.08.16更新
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