NPO法人 アドラ・ジャパン ADRA Japan
Nepal Oversea Training
三育学院大学 海外実習 2011

カブレ郡にて

バイオガスプラント、スポンサーシップ支援学校

ネパールに到着した翌日、首都カトマンズから車で1時間ほどのところにあるカブレ郡バネパ市まで移動しました。カブレ郡は、ADRAが過去20年にわたって様々な事業を行なってきた地域です。

バネパ市近郊では、人や家畜の排泄物からメタンガスを産出することのできるバイオガスプラントを導入した家庭を訪問しました。近年、ネパールの都市部では調理用にプロパンガスを導入する家庭も増えてきていますが、ガスには限りがあり、また高額でもあります。一方、このバイオガスプラントは導入してから10年以上が経過した今も、まったく支障なく使用できており、原料である排泄物はいつでも手に入ります。
プロパンガスより遥かに安あがりで、恒久的に使うことのできるバイオガスは、実習生の目には新鮮な設備として映ったようでした。

井戸のようなところに家畜の糞を入れる

また、ADRAが日本で支援者を募って学費支援をしている学生が通う学校を訪問した際には、学生たちと交流する時間を持ちました。学生たちはネパールの国歌を披露してくれ、また将来の夢についても語ってくれました。学生のうちの一人は機械いじりが得意で、家にある道具のうちいくつかを自分で発明したと得意げに話してくれました。

 

学生たちと記念撮影

 

シーア記念病院での病棟実習

ADRAは毎年11月、提携するシーア記念病院にて口唇口蓋裂医療チーム派遣事業を行なっています。今回は、このシーア記念病院の整形外科病棟と小児科病棟において病棟実習を行ない、ネパール人看護師から現地での患者ケアの方法について学びました。治療記録用紙の記入方法や薬剤の手配の仕方などについて、参加者はネパール人看護師から丁寧な説明を受けていました。

 

ネパール人看護師から記録用紙のつけ方について学ぶ

 

プライマリー・ヘルスケアセンター、サブヘルスポスト

ネパールの人々が日常的に利用できる医療サービスを理解するため、プライマリー・ヘルスケアセンターを訪れました。今回訪問したプライマリー・ヘルスケアセンターは、15年以上前に日本からの資金援助によって建てられたものです。スタッフは、周辺の医療機関に比べ設備の整っている生化学検査室や、結核の治療のために使われる専門施設などを親切に案内してくれました。

 

生化学検査の記録用紙についての説明を受ける

また、地域医療を担うサブヘルスポストも訪問しました。ここでは、一定期間の研修を受けて投薬や診察、縫合などの処置を行なうことのできるヘルスワーカーから話を聞くことができました。このヘルスワーカーは、自分の仕事と自分の職場であるサブヘルスポストに誇りを持っていることが伺え、地域医療の担い手として非常に頼りになる存在だと感じました。

 

 

2011/09/23更新

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