
~ジンバブエ・コレラ被災者人道支援事業中間報告~
ADRA Japanは4月中旬より(特活)ジャパン・プラットフォームから助成を受け、ADRA ジンバブエ支部とパートナーシップを組み、コレラ感染症予防を目的に、小学校に対して深井戸・手洗い場などの施設を提供いたしました。また、コレラ感染症予防や衛生教育などの指導員の養成を各学校の教師・各村の代表を対象におこないました。今回は4月から6月までの中間報告をいたします。
この事業でよく使われる単語
- 深井戸:深さ40m以上の井戸を深井戸と呼びます。
- 手洗い場:水道管が張り巡らされていない学校では、小さなコンクリートタンクに蛇口をつけた手洗い場がトイレの近くにあります。約450リットル以上の水が入ります。
- コレラ感染症予防・衛生教育トレーニング:コレラ感染症予防・衛生教育の指導員養成のことを指します。トレーニングは教師と村人の代表に実施し、トレーニングを受けた彼らはその後小学生、中学生、村人たちにコレラ感染症予防教育を伝えます。今回はコレラ感染症予防・衛生教育トレーニングに加え、新型インフルエンザ予防教育も行ないました。
4月中旬~下旬
ADRA Japan は4月中旬にスタッフを派遣し、ADRAジンバブエ支部のパートナーシップの下、コレラ被災者人道支援事業を開始致しました。スタッフは3村の村長へ直接挨拶に行き、かたい握手の下、各村で事業を実施する了承を得ました。
5月初旬
5月初旬に学校訪問をし、深井戸のニーズを調査いたしました。調査の結果、各3村の学校に2基ずつ井戸を掘ることに決まり、ADRAスタッフ、各村の村人たち、生徒の保護者、教師、村長を交えて、どの学校に深井戸を掘るか決めました。深井戸が設置される予定の学校では深井戸が設置されるのを楽しみに待っている子どもたちがいっぱいいました。
5月中旬
深井戸掘削会社により水源調査が行われ、翌週に深井戸の掘削が始まりました。
機械で掘るたびに砂塵があたりを舞います。この日の小学生の授業は掘削見学で、その後深井戸掘削に関する感想文を書いたようです。
多くの小学生がトラックから深井戸用パイプを運んだり、セメントに混ぜる砂を運ぶなど協力してくれました。
小学生が運んでくれた砂利や砂、水をセメントと一緒にまぜ合わせ、ハンドポンプの土台を設置しました。その後ポンプ用パイプをつなぎ合わせていきました。
5月中旬~6月中旬
コレラ感染症予防・衛生教育トレーニングも順次行なわれました。マコニ地区や村で働く保健師が、教師と村人を指導員に育成するため、トレーニングを実施しました。トレーニングは各村にて1回ずつ行われ、6月の中旬までにマコニ地区でのトレーニングを終えました。最終日には、指導員となった教師や村人が小・中学生、村人にコレラ感染症予防を伝えるための計画を立て、実施されました。その後も指導員たちは、学校や村々にコレラを予防するための知識を教えはじめています。
6月中旬~
6月中旬より、手洗い場設置を開始しました。設置作業は、現地ですでにトレーニングをうけた手洗い場設置技術者に委託しました。保護者が砂、レンガ、砂利、石などを準備し、それを子ども達が運ぶのを手伝っていました。地元の材料で、地元の技術者が設置したことにより、彼らにオーナーシップが生まれ、大切に使われていくと思います。
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(2009.07.15更新)