
ADRA Japanは2009年10月26日、スタッフ2名をインドネシア・スマトラ島パダン市に派遣し、JPFの助成をうけて学校教育支援事業を行ない、2010年1月末に終了いたしました。
スマトラ島地震の影響は西スマトラ州広範囲に渡りましたが、一番被害が甚大だったのがパダンパリアマン県です。多くの家屋や公共施設が被害を受けましたが、そのなかでも学校は大きなダメージを受けました。
被災した学校数
西スマトラ州全体:986校
パダンパリアマン県:318校(州全体の32.3%)
ADRA Japanは、これらの情報をもとにパダンパリアマン県内で聞き取り調査を行ないました。
パダンパリアマン県内でも遠隔地にあるスンガイリマウ地区、スンガイガリンギング地区は、交通が不便で支援が遅れている地域だったため、両地区の教育支援を行なうことにしました。(2009年10月末現在)
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| 調査を行なうADRA Japanスタッフ | |
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スンガイリマウ、スンガイガリンギングの両地区にある小学校71校中、31校の小学校(約44%)が半壊または全壊という甚大な被害を受けました。そのような被害の中、いくつかの学校には国際機関や地域NGOによって学校用テントや仮設教室が設置されていました。
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| 半壊した学校 | テント内での児童 |
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| 仮設教室 | |
しかし、倒壊した校舎の下敷きになった学校備品は壊れていました。地震後、学校では通常授業(全日)を続けることが困難な状況だったため、1~3年生が午前/4~6年生が午後という半日ずつの短縮授業を行なっていました。
さらに椅子なども足りなかったため、子どもたちは2人掛けの椅子に3人で座り、先生は壊れたホワイトボードを使用している状況でした。また、文房具を無くした子どもたちは2人で1本の鉛筆を使いまわし、ノートの代わりに裏紙などを使って授業をうけていました。
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