NPO法人 アドラ・ジャパン ADRA Japan
Philippines Support For victims Water Damage
フィリピン / 水害被災者支援事業

配布事業 - 2

地域背景

台風ケッツァーナ後も相次いで大型台風に見舞われたフィリピンでは、水害が長期化し、被災規模がふくれあがりました。ADRAが支援したラグナ州ビニャン町近辺では、ラグナ湖からあふれた水が引かず、人々はボートでの移動を余儀なくされていました。

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2009年10月。調査を行なう
ADRA Japanスタッフとボランティアたち
台風通過より3週間経過するも、
未だ水の引かない被災地

 

調査結果より、避難所での生活者に対する支援は他団体などからも行なわれるようになった一方、避難センター外の被災者に対しては、物流的な困難さもあり、支援が行き届かない状態であることがわかりました。これを鑑み、ADRAは避難センター外の被災者を中心に支援活動を行なうことにしました。

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2009年10月。
避難センター外で生活する人々。
ロラさんの家には、避難してきた6家族が住む。

事業内容

2009年10月29日から11月28日の1ヶ月間、(特活)ジャパンプラットフォームより助成を受け、前事業より継続して、緊急支援物資配布事業を実施しました。1週間分の食料パッケージとマット、毛布、蚊帳などを2,901家族、13,309人に配布しました。

 

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2009年11月。
ADRAボランティアによる配布物資梱包作業。
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2009年11月。
物資配布の会場(左)にて、ADRAスタッフが内容物の説明(右)を行ないます。
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2009年11月。配布物資を受け取った避難所外に住む被災者たち。

被災地からのメッセージ

ビニャン町小学校で避難生活をしているローズさん。

「水害が起きてから受けた支援物資の中で、ADRAの物資が一番よかったです。十分な食料と寝具がそろっていました。今までは子どもたちに物資を受け取りに行かせていました。ADRAの時も少量だろうと思って子どもに取りに行かせたら、あまりの量で子どもたちは運べなくて戻ってきました。物資の量に驚き(8キロの米を含めて約13キロの食料)ました。とても感謝しています。」

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ビニャン町ロリメルさん、27歳。

「台風が起こった時、子どもたちと家にいました。壁も屋根も壊れてしまい、子どもも水に落ちそうになりました。その夜は水害で眠れませんでした。ADRAの配給チケットを貰った時に嬉しくて涙が出てしまいました。ADRAは今まで行った配布場で一番わかりやすい配布方法で、助かりました。支援者のみなさん、ありがとうございました。多くの人が助かり、帰り道には喜びの涙を流しながら家に帰る人々が大勢いました。」

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ビニャン町ノーリンダさん

「ADRA Japan様。ありがとうございます。ADRA Japanの活動に心より感謝します。ADRAに神のご加護を。」

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地元ビニャンから参加したボランティア

「ビニャンにきてくれてどうもありがとう。日本の人にも私たちの感謝をぜひ伝えてください。」

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ノーリンダさんが直筆で書いた手紙、台風で親族が集まり、助け合う姿を見て「結束が強まってうれしい」と語る92歳のロラさん。
「支援がとても嬉しい。でも早く自力で生活できるように頑張りたい」と語る女性たち。フィリピンの被災者たちの生の声を伝えるブログにて紹介しています。是非ご覧ください。

フィリピン水害被災者支援活動のブログ:

http://blog.canpan.info/adrajapan/category_9/

 

担当スタッフより

フィリピン水害被災者支援初動調査/配布事業-1担当 会田有紀

事業が計画通り無事終了したことにあたり、日本の支援者の方々をはじめ、フィリピンのボランティア、支援物資を受けた被災者の方々など、この事業が本当に多くの方々のご協力によって成り立っていたと実感しています。

フィリピン水害被災者支援配布事業-2担当 高橋リサ

事業を行なう中で強く印象に残っているのは、支援を受け取った人々の笑顔。私達が日々当たり前に得ている食料、寝具というものが、とても大きな重みで感謝されたことに感動しました。 何も大規模事業をしているわけでも、偉大なことをしようとしているわけでもありません。小さな、日常に密接なことの支援を通して、フィリピンの人々の琴線に触れることができました。小さな、しかし温かい希望を日本からフィリピンに届けることができたことをうれしく思います。

フィリピン水害被災者支援事業 本部事業担当 千葉あずさ

「来てくれてどうもありがとう。日本の人に私たちの感謝をぜひ伝えてください。」避難所で生活する被災者、水没した自宅の屋根上で生活する被災者、そして現地学生ボランティアから、毎日、熱い握手と感謝の言葉で迎えられていたこと、ここに報告いたします。ADRAが目指す「人間としての尊厳の回復と維持」のための活動。無事に遂行することができたのは、全てご支援くださる皆様のおかげです。心から感謝申し上げます。

 

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