
口唇口蓋裂とは、顔面裂という顔の組織の一部が欠けた状態で生まれてくる先天異常のうち、特に代表的で発生頻度の高いものです。上唇が裂けた状態を口唇裂、上あごが裂けた状態を口蓋裂、上唇と上あごの両方が裂けた状態を口唇口蓋裂と呼びます。
日本とネパールでは発生率に大きな違いはなく、約500人に1人の割合で生まれると言われています。
日本ではほとんどの場合、生後1~2年で手術を受けるため大きな障害は残りません。
しかし、ネパールでは医師や病院の数が少ない上、道路や交通手段が未整備なために病院に行くことができないなどの理由から、治療を受けられる機会は限られています。さらに、貧困にあえぐネパールの人々にとって治療費は非常に高額で、多くの患者は手術を受けることができません。
手術費用は約50,000円。これは、農業で生計を立てる人の数年分の年収に相当します。
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