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ネパール口唇口蓋裂医療

 

口唇口蓋裂ってなぁに?


口唇口蓋裂とは、上唇や上あごが裂けた状態で生まれてくる顔面の形態異常のことをいいます。口から空気が漏れてしまうため、赤ちゃんの時には、母乳を上手く吸うことが出来ません。のどの病気にも感染しやすく、言葉を発する年齢になっても発声が難しいので話すことが困難です。また、歯のかみ合わせや飲み込みにも影響があり、食事も大変です。

アジア地域の平均発生率は500人に一人です。人口や出生率を考慮すると、日本では毎日10人、ネパールでは毎日5人が、この状態で生まれてきています。しかし、日本では、ほとんどの場合、生後1〜2年で手術を受けるため、大きな障害は残りません。ところがネパールでは、医師の数、病院の数、病院まで行く交通手段など、治療を受ける機会そのものが限られています。そして慢性的な貧困によって、たとえ手術を受ける環境があったとしても、それを実現できないのが現状です。



いじめの毎日、冷たい目

ADRAが独自に行った調査によると、口唇口蓋裂患者のほとんどがいじめを受け、 学校にいけない、友達ができない、結婚できない、就職できないという悩みを抱えています。

中には家族からもいじめられ、耐え切れずに家を出てゆく子供も少なくありません。 また口唇口蓋裂の子供が生まれると、「親の前世が悪かったからそういう子供が生まれたんだ」と言われ、 そのために父親が出て行ってしまったという例も報告されています。

手術後、患者の生活の質は格段に向上します。出て行った父親が帰ってきた、 学校に通えるようになった、結婚できたという喜びの声を聞くにつれ、このプロジェクトの効果の高さが伺えます。 手術によって、人々の生活に希望の光がさしこみます。

Before After
手術前 手術後


ネパール国公認 口唇口蓋裂医療チーム派遣プロジェクト

ADRA Japanでは1995年より毎年11月に2週間、形成外科医、麻酔科医、看護師を派遣しています。 場所は首都カトマンズ郊外のバネパ市。そこにADRAのクリニックがあります。 そこで、これまでに約1300名の患者を手術してきました。

ネパールの人々の平均月収は約2,000円。手術にはその25倍の一人あたり約5万円かかります。 そのため、ほとんどの患者さんが病院に行けない状態でいます。

一人でも多くの子供たちに笑顔が戻るよう、ADRAでは今後も引き続き手術を行っていくほか、 現地の形成外科医の育成もおこなう予定です。


●現地での活動

1.患者集め

ネパール各地から患者が集まります。 日本の医療チームが来ることを聞いて自主的に来た人が多く、またADRAネパールのスタッフの話を聞いたことをきっかけに13〜16時間の長い距離をバスに乗って来る人もいま。中には2日間かけてバス停まで歩いてやってくる人もいます。

2.診察

まず、検査技師による尿検査・血液検査、看護師による体重・身長・血圧・呼吸数の測定、麻酔医による内科聴診・問診が行われます。ここで手術が出来る体調 であるか、また他の疾患の有無についての確認がされます。次に形成外科医の診察が行われ、口唇口蓋裂の症状を診察し、手術法を検討します。

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血圧測定 問診

3.歯みがき指導

術前術後、患部を清潔に保つために、歯みがき指導が行われます。看護師もオリジナルのネパール語会話集を片手に患者とのコミュニケーションをはかります。

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4.手術

まず、手術の前に入浴と洗髪をします。手術は全身麻酔で行われます。本来全身麻酔は絶食してからされるものですが、患者の基礎体力が十分でないため、絶食の指導は行いません。1人の手術に長いときは5時間以上かかることもあります。

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麻酔の様子 手術の様子 病棟の様子

5.抜糸

口の部分は手術1週間後、鼻と唇の部分は2週間後から抜糸を行います。医師の手により、黒い糸が一本一本取り除かれていきます。抜糸の痛みに患者も耐えます。

6.退院

抜糸が済み、見違えるほどきれいになった患者たちは笑顔で退院していきます。そのような笑顔が最大の喜びです。この働きに参加している医師・看護師の皆さ んは自分の休暇を使って、また参加費を払って協力してくださっています。「この仕事のお給料はお金ではなく、生きがい」という言葉が心に響きます。

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お別れ さようなら!




●事業報告


あなたの出来ることから始めてみませんか?

ネパールで口唇口蓋裂の手術を実施していくにあたり、これまでに多くの医療関係者やボランティアの皆様、支援者の方々のご理解とご協力に支えられてこのプロジェクトを継続できることを、心から感謝申し上げます。

ADRAでは常時、寄付金を受け付けています。寄付金は手術費用のほか、患者さんの交通費・滞在費、医師の派遣費用に使わせていただきます。そのほか、医療器具の寄付も受け付けています。みなさまの暖かいご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

<募金キャンペーン>
2月1日〜3月31日までに、ネパール医療チーム派遣事業に、
10,000円以上寄付して下さった方に、ネパールよりお礼状が届きます。

見学体験旅行に参加!

詳細はこちら

寄付金で協力!

1. 現金を送る

2. 郵便振替でお金を送る 


    郵便局に備え付けの【郵便振替 払込取扱票】に必要事項をご記入の上、
    郵便局の払込窓口にて払込ください。


    口座番号:  00290-2-34169
    加入者名:  (特活)ADRA Japan
    通信欄:  「ネパール笑顔」とご記入ください。

    記入例はこちら  

3. クレジットカードで寄付をする・・・イーココロ!経由

    http://www.ekokoro.jp/ngo/adrajpn/index.html
    イーココロ!会員の方は、「今すぐ募金する」をクリック。
    イーココロ!会員でない方は、「クレジットカード募金」をクリック後、会員登録を済ませたのち(簡単に登録できます。支援先に(特活)ADRA Japanをお選び下さい)、クレジットカードで募金をすることができます。

仲間で協力!(募金を集める)

職場や学校、お友達などに協力を呼びかけてくださいませんか?

医療チーム派遣活動を紹介するDVD(10分)を貸し出ししています。ご興味のある方は、ADRA Japan事務局(03-5410-0045 tokyo@adrajpn.org)までご連絡下さい。 多くの方のご協力をお待ちしています。

物品寄付で協力!

手術に来た子ども達がリラックスできるように、折り紙・風船・シャボン玉を持って行っています。これらの物品寄付を募集しています。送付先はこちらをクリック!

 

●イーココロ!(クリック募金)で協力する。 

イーココロ!経由で3月末までに寄付された寄付金は、ネパール医療チーム派遣事業に用いられます。

ポイントGET クリック募金では、クリックするだけで、ポイントが貯まり、「投げ銭」機能により、1円から寄付することが出来ます。こちらをクリック!




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