木の葉を、日本人は食べることがあるだろうか?
ラオスの人は食べます。普通に。普段の食べ物として。
ある日の事務所のお昼ご飯。
牛モツのスープ
ラープ(肉と香草のあえもの)
生野菜
葉っぱ

そう、葉っぱもおかずの一つ。この葉っぱは、酸味があって「おいしい」んです!

以前、ルアンパバーンの街を歩いていたら、露天でちょっとおいしそうなものをみつけました。そうめん(こちらではカオプンといいます)と、茄子のチェォ(香辛料の入った、舐め味噌のようなもの)、それにお肉をちょこっとたして葉っぱでクルクルっと巻いたもの!
そうめんの白と、葉の緑色がとてもきれいで、かわいくて、思わず買ってしまいました。で、食べたら、、 葉っぱの味。
そっか〜、やっぱり、葉っぱだ〜!
妙に納得したような、悟ったような。
ラオスの人は、この葉っぱの味が好きなんだな。
モグモグと葉っぱメインのその味を味わい、ゴックンと飲み込みながら、その時からラオスの味覚を素直に受け入れられるようになりました。
ラオスの人は野菜も生のまま食べます。
レタス、キャベツは日本でも生で食べますが、こちらは、インゲン、菜っ葉、香草、ちっちゃいナスまで、生で食べるんです。
一番上の写真、お皿に乗っている白いものは、ナスです。日本では「飾り茄子」として観賞用に種は売られていますが、実を食べることはありません。こちらでは、これを生のまま頂きます。
最初は生野菜の青臭さに抵抗があって、なかなかなじめませんでした。
でも、ルアンパバンの葉っぱのファースト・フードを食べてから、ラオスの人たちは、この青臭さそのものを楽しむんだなぁ、とちょっとわかった気がしました。
まだ詳しくは知りませんが、この料理にはこの葉っぱ。このお肉にはこの葉っぱが合う、というような食べ合わせがとても豊富だ、とも聞いたことがあります。
長く、森が生活の場であり、食糧供給のメインであったならば、それは当然のこと。日本人が葉ものを茹でて、青臭さを取り除き、野菜がもっている甘み、旨みを楽しむのとはまた違った味覚。
ビエンチャンの生活はもう都会化されていて、見た目には東京のそれと変わりません。事務所の若いスタッフは、昼にピザをオーダーしたり、朝食の代わりにクッキーを食べていたり。
でも、この日のお昼では、木の葉もしっかり食べていましたから、やっぱり、ラオス!
豊かな国です。