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◆ 村人の力を生かした農業活性化のための事業2009.2.26 「もし、あなたのおうちで、ご飯を12月から8月までしか食べられなかったとしたら・・・? 9月から11月の終わりまでは、ご飯がなくて、野菜しかなかったとしたら?」 「もしあなたの住んでいるところに病院がなくて、病気になってもお医者さんに見てもらえないとしたら・・・? 家族の誰かがとても重い病気にかかって、どうしても病院にいかなければならなくなったとき、お家を売って遠い場所にある病院に行かなければならなくなったとしたら・・・?」 「もし、あなたの住んでいるところに学校が小学校しかなくて、中学校で勉強するには毎日歩いて一時間くらいのところまで通わなくてはならなかったら・・・?」 ADRA Japanが今、新しい応援の仕事を準備している場所のひとつにラオスという国があります。 ラオスは、とても自然が豊かで、森がたくさんある美しい国です。日本ととても似ているところがあって、ラオスの人たちはお米のご飯が大好きです。お米をたくさん作っています。 でも、ラオスには、山がたくさんあって、山のところでは、田んぼが多くありません。そのようなところでは、昔から、「焼畑(やきはた)」というやり方で森を開いて、山の斜面を田んぼにして、そこでお米を作ってきました。自然の仕組みと恵みをつかって、上手においしいお米を作ってきました。
山でお米を作ってきた人たちは、ずっと山の森の中で暮らしてきました。森の中に自分たちで家を建てて、お米と森の自然の中で取れる食べ物を上手に利用しながら生きてきました。森の植物で薬になるものもよく知っていて、病院に行かなくても、自分たちで病気を治して、生活してきました。 しかし、ずっと森の自然の中で生活してきましたが、それがだんだんと出来なくなってきました。「焼畑(やきはた)」というやり方は、森の木を焼いて畑をつくるので良くない、と言われるようになってきました。森で生活している人の数がだんだんと増えてきて、畑が足りなくなってもきました。森を開いて新しい畑を作ろうとする外国の会社も増えてきました。こうしたたくさんのことのために、昔から森で生活をしてきた人たちは、森からおりてきて、新しい場所で生活をはじめなければならなくなりました。
そうした新しい村での生活が、最初に質問したような様子なのです。畑や田んぼが足りなくて、一年の間に毎日ずっとお米を食べることのできない人たちがいます。病気になっても、近くに病院がありません。治療や移動のためのお金が高いので、遠い病院で治療を受けるには、家の大事な財産を売らなければなりません。村には小学校までしかなくて、もし中学校へ行くとしたら、歩いて遠くまで通わなくてはなりません。高校はもっと遠くなので、行かれる人はとても少ないです。
そうしたとても大変なことがたくさんある場所でも、みなさんと同じように子どもたちは元気に生活しています。大人たちも、一生懸命、お米を作ろうとしています。このようなところで、ADRA Japanは、新しい農業のやり方を紹介して、お米をもっと作ったり、牛や豚を飼って売れるようにしたり、新しい野菜を作って、それを食べたり売ることで、生活を豊かにするためのお手伝いをします。
このような農業のお手伝いの仕事は、とても時間がかかります。村の人たちと、いろいろと話し合いながら、どんな工夫をしていけばいいのか、どんな手伝いが必要なのか、これからどんな新しい農業にしていくのかを考えながら、一緒に取り組んでいきます。 ラオスの山の村に住む、子どもたちが、元気に、そしてみなさんと同じように夢をもって生活していけるようになるよう、応援してください。 (報告:小出一博) |
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