ADRA Japanが活動をしているカオバン省は、首都ハノイから約300Km離れた北部山岳地帯に位置します。300Kmと聞くと大した距離ではないように感じますが、くねくねと曲がった山道や舗装されていない道が続くため現地まで車で約
7時間かかります。そして、省都から北に約2時間走ればそこはもう中国との国境です。省内の人口は少数民族がそのほとんどを占め、彼らはこの厳しい山岳地帯で貧しい生活を送っています。
カオバン省は、ベトナムの中で最も妊産婦死亡率が高い地域の一つです。特に農村部に住む少数民族の間では妊娠・出産に関する知識が低く、医療従事者の介助なしに自宅で出産する人が多いのが現状です。そのため妊娠中や出産中・後の合併症への対応が遅れやすく、流産や死産も少なくありません。
ADRAの現地支部であるADRAベトナムは、これまでカオバン省チュンカン郡で母子保健の小規模事業を実施してきました。ADRA JapanはADRAベトナム支部と協力して、これまでの事業の経験も生かしながらカオバン省において母子保健改善のための事業を実施していく予定です。
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ベトナムの北部山岳地帯 |